やさしさとプライド。の話をしようか

2021年6月2日 水曜日 我々大橋担にとって長く待ち望んだものがついに発売された。そう、「anan」。

 

(2020/11 道枝駿佑くん「Gift is ME」)

2021/2 高橋恭平くん「忘れられない気配

2021/2 大西流星くん「囁く、色づく、唇

2021/3 長尾謙杜くん「包みたい、煌めきの塊

2021/3 藤原丈一郎くん「受けて立つ身体

2021/4 西畑大吾くん「愛と感謝と野望

そして2021/6 大橋和也くん「やさしさとプライド

(2021/7 道枝駿佑くん「勇気と誠意を携えて。

(みっちーのanan はこの前発売されたやつをなにわ男子ソロのラストと捉えるべきか 去年のやつを始めと捉えていいのか分からなくて...... ごめんね....)

ananのスタイリングも個性に沿ったコピーも大好きだ。なにわ男子のメンバー一人一人の個性と特徴を活かしたスタイリング・紙面なのに手で触れたような感触さえ覚える温度感のある写真たち。見たことある顔のはずなのに、知らない顔が何ページにも渡って掲載されるanan。

大橋くんが掲載されるananの詳細が公開されたとき目に飛び込んできた「やさしさとプライド。」

TLが一気にざわつき色めきだち大橋担は「やさしさとプライド。」......... となっていた

さて、テキストの内容に触れていこうかな。

先日発売されたMAQUIAでもパフォーマンスについて「ダンスを踊っているときはほとんど"無"。振りも練習して覚えると言うより、身体が勝手に動いてくれる感じ。....... 練習しすぎると決まった事しかできなくなる。そう気づいてから無で臨むようになりました」「歌に関しては今も勉強している最中」「聴く人の心に届けるには感情を込めることが大事なので、そこはもっと成長したいですね。」「僕、パフォーマンスに"上手下手"はあまり関係ないと思っているんです。大事なのは人に伝わるかどうかで、そうやって人を元気にすることがアイドルの役割」と語っている。今回も「ダンスはある程度の基礎ができていればそこから先は上手い下手関係なく自由に楽しめればいいやと思っているんです。」「型にハマったパフォーマンスは面白みがないし、ただ無我夢中で楽しむっていうのが僕のダンスのやり方」今も昔も変わらず一貫して「スーパーアイドル」を目指す大橋くんにとって、パフォーマンスは自分が目指すアイドル像を体現するものなのだと思う。パフォーマンスを通して見る人を感動させ、元気付け、夢や希望を与える。スーパーアイドルを目標に掲げ続けるのは決して楽なことではなくて、自分の中に揺るがない信念がないと口に出すことさえ難しい夢。それを口に出し続ける大橋くんにとって、小さいころから重ねてきた歌とダンスの経験と魅せることのできるパフォーマンスはある種のプライドになるとも思う。きっと。

加えてわたしは大橋くんは常に弱みを見せない人だと思っている。どの雑誌を読んでいても、人に対して「もっとこうしてもいいのに」と発言することの多くは「もっと頼ってもいいのに」といったニュアンスを含むことが多い。今回のテキストでも大吾くんに対して「なにわ男子のセンターやけど、そこまで1人で背負い込んでほしくない。後ろには丈くんも俺もおるし」道枝くんには「無理する癖もあるから、ちょっとは立ち止まって休憩してもいいんだよって言ってあげたいです」りゅちぇには「僕もスタッフさんもりゅちぇが思いっきり腕を振るうきっかけを何か与えられたらな」丈くんには「そんなに大人ぶらんでいいのにって....... 我慢しないで昔のような遊び心をもっていてくれたら。」と語っている。テキストを読むだけで、大橋くんが日頃メンバーに対しどんな視点を持っているのか、何を見ているのかそして何よりも個々のメンバーを想う気持ちが溢れていることが分かる。ここまで読んでいても、そう発言する大橋くん本人の弱みや弱音はほとんど読み取ることができないね。弱みを見せないことこそが小さい頃からこの世界に身を置いている彼自身のプライドではないかと思うことがたくさんある。

 

そして、リーダーとしてのあり方について、どちらかと言うと「後ろに立って見守るリーダー」と話すことが多い。前に立って引っ張るリーダーも後ろに立って見守るリーダーもどちらが良くてどちらが悪いなんてことはなくて、リーダー自身やグループとしてのリーダー像の捉え方の違いで。なにわ男子はグループの雰囲気としても年上2人(丈くんと大吾くん)がいて、リーダーの大橋くんがそっと後ろから見守りながら然るべきときにメンバーの背中を押したり声をかけたり違う視点からの意見を伝えたり...の方がしっくりくる。決して「これをしなさい」とは言わずにヒントだけ与えて後は本人に委ねる。これがきっと大橋くんのやり方であり、思い描くリーダー像でもあると思う。大橋和也とリーダー論。きちんと今までの雑誌を読み返してまとめてみたいね。

大橋くんの弱みも私たちにとっては知らなくていいことなのかもしれない。大橋くんはいつだって、本当の気持ちを少しだけ隠すのが上手だ。だけど何年先でも何十年先でもいい。いつかほんの少しだけ心の鍵を開いてくれたら弱みも教えてほしい。

これからも大橋くんが思い描くスーパーアイドルに近づいていける日々と未来を祈って。

大橋和也くん ananのあなたは何よりも綺麗でした。